教職課程は取るべきなの?メリットとデメリットを徹底解説!

教育

大学に入って教職課程を取るかどうか迷っている人は非常に多いと思います。「教職課程は取ると授業が増えて大変だよ」「まだ先生になりたいかどうかわからないけど取るべきかなぁ、、、」など不安な気持ちになると思います。

そこで今回は教職課程はどんな人が取るべきなのか、またそのメリットデメリットは何なのかを解説していこうと思います!

※まずこの記事の前提条件※

今回の内容は教育学部の話ではなく、専門の学部(経済学部や理学部など)に在籍しそこから教職課程も取ろうという学生さんを対象とし記事を作成しています。

その点はご了承いただき読み進めていってください!

教員になるかどうか迷っている人は全員教職課程を取るべし!

まず私の意見として教員になるかどうか迷っている人は必ずとったほうが良いと思います!なぜかというと教員になるためには必ず教員の免許が必要になるということです。

当たり前のことかもしれませんが大事なことで教員免許というのはペーパー試験一発で貰えるものではなく、教職に関する単位を規定通り取得することで認められるものになっています。

正直3年生でやっぱり教員になりたいから免許を取るという選択は留年でもしない限り無理に等しいです。少しでも教員になりたいと考えている人は必ず教職課程をとってほしいと思います。

また履修に関して詳しく解説すると、1年生で取るべき教職の単位は3・4年生と比較しても少なくあまり負担にならないと考えるからです。自分が通った学校では1年生の時に取るべき教職の単位は6単位(講義数3コマ)と少なくあまり負担ではありませんでした。

しかし2年生や3年生になって教職を取り始めるとやはり1年生の時に取るべき単位が取りづらいというのが実情です。それは自分の専門の科目の講義と時間割が被ったり、学年が上がるにつれて教職で取るべき単位数はさらに増えていきます。

そのため履修を組むことが難しくなったり、変則的な時間割になってしまうことも考えられます。

なので1年生で取れる単位はなるべく1年生で取るほうがのちの自分を楽にしてくれるのです。

教職課程を取るメリットについて

教員になることができる

まず、教員になることができるということです。これは当たり前のことですが大事なことなのでもう一度言いますが教員になるには必ず教員免許が必要です。

さらに言えば一発試験で取るものではなく単位の積み重ねで取ることができるのです。

万が一仕事がなくなっても働き口が見つかりやすい!

教員免許があればもし仕事をクビになったとしても各自治体の講師として働くことができます。さらに講師には毎月の給料に加え、夏と冬のボーナス、さらには退職金も支給されます(公立学校の常勤講師の場合、詳細は各自治体のホームページを参照してください)。

教師不足が社会問題になっていることからも講師の需要は地方では高いことが考えられるので持っていて損はないと思います。

講義を通して教員として働くことの楽しさを見出せる!

教職課程では様々な講義が開講されています。皆さんがよく知っている教育実習も教職課程の授業の1つです。

座学で教員としての知識や先生という立場から道徳や総合的な探究の時間の授業の組み立て方を学び、どのように授業を進めていくかといった生徒とは違った視点で学校教育について考えることができます。

また教育実習では母校や提携校の協力のもと現場に行って教育の「生」に触れることで学校教育の尊さを認識することができます。

教育実習は授業の準備など忙しい日々にはなりますが達成感や生徒との交流を通して学校教育の素晴らしさを実感できる良い機会になります。

教育実習についてはまた後日、別の記事で書こうと思います!

教職課程を取るデメリットについて

修得する単位数が多くなる。

教職課程のイメージを簡単にいうと「大学4年間で5年分の単位を取る」ということです。もう少し詳しくいうと4年間で取るべき単位数=卒業要件単位は128単位です(大学によって違う場合があります)。

そこに教職の単位が大体40単位が加算されるイメージです。期末テストが増えることはもちろん講義数も増えることから大学での滞在時間が増えます。

また教職に関する講義は1限や5限に開講することが多いので朝早く学校に行ったり、夕方まで講義があったりするのでバイトの時間が制限されます。

就活や公務員試験との両立が難しい

これは特に4年生の前期で起こることなのですが、中学校や高等学校の教員免許状を取得しようとすると5月〜7月にかけて教育実習が入ってくることが多いです。

中学校の免許を取得する人は3週間、高等学校の教員免許を取得する人は2週間、拘束されてしまいます。またこの時期の就活は御法度で自分の全てを教育実習に注ぎ込まないといけません。

教育実習の期間と民間の採用試験が重なった場合は民間の方を辞退することになってしまいます(教育実習を就活を理由に休むことは自分が所属する大学に泥を塗る行為であり、後輩が受け入れてもらえなくなる可能性があります)。

また、教職の授業は出席することが前提となっており就活で欠席することを認めない先生も多く単位取得に影響が出ます。そのため思ったような就活ができないことも考えられるので注意が必要です。

まとめ

ここまで教職課程をとることのメリットデメリットを解説きましたがどうでしょうか。結論は何度も言いますが「迷ってるなら取ったほうがいいよ!」ということです。

教職課程を取ったからといって4年間続けなくてもよく、自分が必要ないなと思ったら当然辞める権利もあるわけです。

逆に2・3年生から教職を取りたいと思っても厳しかったり最悪留年したり、科目等履修生となって卒業後大学に通わなくてはなりません。

そうならなくて良いように迷っているのなら教職課程の履修を強くお勧めしたいと思います。

 

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